STORY(想い)

One Hand Key Card Caseをつくった「きっかけ」と「こだわり」を紹介します。

きっかけ

このOne Hand Key Card Caseをつくったのは、毎日、家の鍵の開け閉めや電車に乗るのに、キーやカードをカバンや服のポケットから探すのが面倒だったからです。

それなら、カバンにキーとカードをケースに入れて取り付けておけばいいと言う人もいますが、カバンを変える時があるので、付け替えるのが面倒です。

また、キーケースから両手でキーを出して、施錠や解錠をするのも、面倒でした。

雨や荷物が多い時は、傘をカバンにかけたり、荷物の取っ手に腕を通して、施錠や解錠するのが大変でした。

子どもが小さい時は、寝てしまった子どもを抱っこしたまま、キーを出し入れしたり、カードを改札にかざすのも、大変でした。

それで、キーの出し入れが片手でできて、カードも入れることができ、手のひらに収まるキーケースを探し、いろいろと買って使ってみました。それぞれに工夫されていて、感動したものもありましたが、完全に納得できるものはありませんでした。

それでつくったのが、このOne Hand Key Card Caseです。

こだわり

1.かたち
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まず、こだわったのは「かたち」です。

そもそもこれをつくった「きっかけ」でもあります。

片手でキーの出し入れができるようにするため、キーをカバーで覆い、それを1つのホックで開閉できるようにしました。

こういうものはすでにありました。

ただ、すでにあった商品では、キーの留め具が、キー1本ごとになっていて、留め具が余ると、邪魔になりました。

それで、1つのリングに複数のキーを留めるようにしました。

カバーのかたちは当初、台形で試作していました。

ただ、それでは味気ないので、平行になっている短い辺を円弧にしました。

裁断や縫製では、時間がかかりますが、曲線を入れることで、よりカバーが使いやすくなったと思います。

カードは本体の端のファスナーから出し入れできるようにしました。

ファスナーを本体の端ではなく、キー側の反対の側面に取り付けることもできますが、本体の端からが一番カードの出し入れがしやすいためです。

ファスナーを本体の端につけたので、キーの反対側には、カードや領収書・メモなどを一時的に入れておけるポケットをつくりました。

ファスナーを開け閉めしてカードを出し入れする余裕がない時や、無くしてはいけない領収書やメモを一時的に保管することができます。

たまに領収書を服のポケットに入れたまま洗濯して、使えなくなることを防いでくれます。

カラビナやストラップをつけることができるループをつけました。

このループ、キーをとめるリング、リングをとめるベルトを直線上に並べました。

これによって、ループを上にしてとめると、キーが垂直にぶら下がった状態を保つことができます。


左利きの方にも使いやすいように、キーとポケットを逆にした商品も用意しました。

このような想いで、この「かたち」に辿り着きました。

ただし、これが完成形ではありません。

さらによい「かたち」を見つけられれば、変化していきます。
※実用新案の登録済みです。(登録番号:実登3254190)

2.大きさ
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次に、大きさです。

手のひらに”すっぽり”収まること、究極は持っている感じがしないことを目指しました。

大きさを決めるのは、カードに対して、どれだけの余裕を持たせるかです。

名刺はカードよりも少し大きいですが、名刺入れは別に持つと想定しました。

カードがギリギリ入る大きさにすれば、小さくすることができます。

しかし、カードの出し入れで手間がかかるようなら、本末転倒です。

小物は2mm変わるだけで印象が変わるので、微調整が難しかったです。


まずは、カードの出し入れがストレスなくできるように、ファスナーの開口部をカードの大きさから+10mmにしました。

それで、ファスナーの開口部に対して、本体ができるだけ短くなるように、ファスナーを止める金具が外にでる形にしました。

ファスナーを止める金具をなくして、生地に折り込む方法もありますが、ファスナーのスライダー(引っぱる部分)が上を向いて開閉がしづらくなったり、内側にファスナーの余りが入り込んだりして、やめました。

生地などでファスナーを覆う方法もありますが、生地の長さだけ、本体も大きくなるので、これもやめました。


あとは、ファスナーからの深さです。

これも、カードの長さにピッタリと合わせると、入れることができるカードの枚数が少なくなり、カード以外に、少し厚みのあるもの、例えば薬などを入れることができなくなります。

そこで、ファスナーから10mm程度下にカードがくる深さにしました。

これによって、このOne Hand Key Card Caseの大きさを決めました。

結果として名刺を入れることができます。

ただし、ファスナーがあるので、ひっかかりやすいので、名刺入れを使うことをお勧めします。

ループを含まない本体の大きさは、縦12cm、横8cm、幅2cmになりました。

これは標準形です。

ハンドメイドなので、ご要望に合わせた大きさにすることができます。

注文時にコメントいただければ対応します。

事前に確認されたい場合は、お問い合わせください。

3.生地
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生地は丈夫で軽いものにしたかったので、アウトドア用品で使われているCORDURA(コーデュラ)素材のナイロンを使いました。

CORDURAは、アメリカのINVISTA(インビスタ)社が製造・販売する高機能ナイロン・ポリエステル素材のブランド名で、通常のナイロンの約7倍の強度があり、摩耗、引き裂き、擦り切れに強い素材です。

本体は500Dを使っています。

カバーは、キーをやわらかく包むように、スウェットやジャージなどに使われている、伸縮性がありやわらかいダンボールニットです。

4.色

色はまずブラック以外を考えました。

仕事で使うカバンは、基本ブラックになります。

ですから、カバンの中は基本真っ暗です。

そこにブラックの小物を入れると見つけるができません。

そこで、ブラック以外で、落ち着いた色として、グレーとベージュを基本にしました。

この2色を混じらせたバイカラーのものもつくりました。

ただ、すべてブラックで統一したい人やブラックのカバンに入れない人のために、ブラックも用意しました。

また、カモ(フラージュ 迷彩)は、ミリタリーが好きな人、カモが好きな人のためにつくりました。

5.ループ
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キーが垂直にぶら下がる状態になるように、カラビナやストラップなどをつなげることができるループを用意しました。

アウトドア用コードですので、簡単には切れません。

環状の金属やプラスチックのものが取り付けられて、はずれないような商品もありますが、あえて、何もつけていません。

服や鞄のポケットに入れて使う場合、金属やプラスチックのものがない方が使いやすいからです。

スマホのストラップにつなげたい方、カバンにつなげたい方、ボトムスのベルト通しにつなげたい方など、自分にあったカラビナ、ストラップ、伸び縮みするリールなどを見つけて使ってみてください。

わざわざ買わなくても、丈夫なひもを輪にして、それを通してとめるだけでも、使うことができます。

6.ベルト
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ベルトを本体にとめるための縫い合わせは、2箇所にわけることで、リングをとめる位置を3箇所にしました。

これにより、キーの長さに適した位置にすることができます。

キーが鍵穴から鍵の先端までの長さによるリングの位置は、以下を目安にしてください。

 5cm未満:下

 5~6cm:中

 6~8cm:上

7.縫製
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簡単に壊れないように、以下の部分は3重に縫っています。

・カバーのステッチ(ミシンの縫い目)の本体に近い部分

・ベルトの押え

・ファスナーのステッチの縫い合わせに近い部分

ポケット側のステッチは、ポケットにより、生地の厚みで段差ができているため、そこを縫うと、糸が切れやすくなるため、それそれの端で止めて、返し縫いでとめています。

カバー、ベルト、ループは、本体を縫い合わせている内側にも、補強として縫っています。